<久々の番外編>2024年、下半期に観たい作品(あくまで個人的なチョイス)
この「2」の方に書くのは・・・めちゃめちゃ久しぶりです。
メインの「1」は現在でも更新を続けているのですが(当ブログは大人の事情によって「1」の一時的避難先として開設した)、何年も更新されてないブログはダメになります的な連絡メールがきて・・・「1」と「2」のナンバーリングの都合上、急遽こちらに書く事にしました。
・・・多分、これアップしたら、当ブログはまた何年かは放置しますけど(苦笑)。
2024年も関東は梅雨明けということで(期間は短かったけど大雨降った)、これから本格的な夏ですけど、、、今年は個人的にあまり観たい映画がないなぁ。
ジョン・ウー久々の新作観たいけど、配信オンリーのようだから、、、残念(頼むから、円盤化してくれ)!!
パッと頭に思い浮かぶのは9月に「エイリアン:ロムルス」と、こちらも久々のティム・バートンの新作「ビートルジュース」の続編。
10月は「南総里見八犬伝」に興味があるので(原作全部読んでないけど)「八犬伝」。
あとは11月に「グラディエーター」の続編辺りか・・・リドリー・スコット絡みと続編が多いね(苦笑)。
何本か気になりながら見損ねた作品も邦洋問わずあったけど・・・致し方ない。いずれレンタルで観よう(苦笑)。
2024年7月現在、映画は新作より、少し前に作られて観ていない作品に興味がいってしまって、廃版になってる洋画のDVDを探したり(めっちゃ高額になってて買えないもの多数:涙)、新作に加えて大昔の本格ミステリ―小説(「江戸川乱歩の十傑」とか)も読み直したりしてる今日この頃。蔵書もまたまた増えたので一部処分しないとな~。
今年も猛暑にめげず、仕事を頑張りますわ・・・。ブログを書きはじめてから、10年以上たったけど、筆者の生活パターンは何も変わっておりません。変わったのは加齢に伴う病気とか体重の増加だけ(苦笑)。
ではこの「2」はまたしばらく放置しますけど、「1」の方はまだまだ更新していきますので、そちらをお読み下さい^^。
<其の781>シリーズは続くよ・・・「ソウ」&「スクリーム」
2022年の暑い夏は・・・忙しかったです。コロナなのに(苦笑)。今週末から来週にかけてはトリプル台風襲来という事で・・・。ああ、受難の日々は続く。
先日、ゴダール監督死去。<難解映画>を作る代表格っぽかったけど、それまでの映画のセオリーを破壊した革命児でもあったと思う。世界映画史にその名を刻む巨匠がまたひとり亡くなられてホント寂しいなぁ・・・。
先日、シリーズ9作目(!!)となる「スパイラル:ソウ オールリセット」と、5作目にして日本じゃ公開されなかった「スクリーム」(’22)を鑑賞。「ソウ」の1作目も「スクリーム」の1、2作目も劇場でリアルに観た世代なので・・・この2本のホラー映画、スラッシャー映画について、今回はパターンをちょい変えてつらつら書いてみたいと思います。この2大シリーズは観ているだけで面白いよ!それ程頭使わなくて済むし(笑)。
まずは「スクリーム」シリーズから。
70年代後半から80年代は様々なホラー映画、スラッシャー映画が製作された。ジェイソンやフレディ、チャッキーとかの人気キャラクターは全てその当時公開された映画の登場人物。また、その一部は現在でもリブートされたりしている。そんな数々のホラー映画、スラッシャー映画を観てきた観客に向けて【メタ構造】で製作されたのが「スクリーム」。殺人鬼にいきなり映画雑学が出題されて不正解だと殺されるという・・・。この作り方が当時大きな話題になった。特に1作目の冒頭で、あのドリュー・バリモアが速攻で最初の犠牲になるのも観客に衝撃を与えた(これはヒッチコック監督作「サイコ」のある種の模倣ではないかな。「サイコ」未見の方の為に詳細は説明できないけど)。
これがウケて続編「スクリーム2」では<映画続編ネタ>を大量投入!映画おたくならニヤニヤしてしまうディープな作品でもあった。これは当時、筆者は仕事絡みで向かった上野の映画館で夜の上映回を観た記憶がある。素直に面白かったわ❤
3作目で無事完結、シリーズ終了・・・と思いきや、期間を置いて4作目が製作!固定ファンもいるだろうし、ある程度の商売が見込める読みがあったのだろうけど(勿論、ハリウッドの企画不足も否めないが)、3部作のオリジナルメンバーがちゃんと出てきてくれたのは嬉しかった^^。「Zガンダム」に「ガンダム」のシャアやアムロ達ファーストメンバーが登場してきたのと一緒(この例え、わかるかしら:笑)。
そして、またまた年月あいて・・・5作目よ。先述通り、我が国ではDVDスルーの憂き目にあったが・・・映画は映画愛&前4作を踏襲した【Wメタ構造】になっていた。ネタバレするんで、ざっくり書くけれど・・・まぁ、ストーリーはこれまでと大差ないけどテンポの良さと「この先どうなるんだろう!?」と引っ張りまくる飽きのこない展開。またまた3部作の主要キャラ達も出てくるので、ここもポイント高し♪ただ、ラストがちょっとくどかったかな(苦笑)。大分、観ながらツッこんだ(笑)。台詞や作劇から考えると「スクリーム」はこれが最終作かもね・・・。
一方、「ソウ」。今作も公開当時、低予算ながら面白いと話題になっていて、休みの日に今は無き「銀座シネパトス」の昼間の回で観た。オチはビックリしましたよ!めっちゃ感心したけど、映画館出て10分後には「現実では絶対出来ないトリック」だと冷静になった(笑)。
案の定、ヒットしてシリーズ化。スケールアップしていったけど・・・こんなに本数作られるとは思わなかったわ(笑)。毎回、何体もの複雑な機械を自作する犯人は大変だな、と(笑)。マシンのアイデア出しから設計、製作ー時間も金もかかる(笑)。さすがに完結したと思ったら・・・あっという間に9作目「スパイラル:ソウ オールリセット」が公開。勿論、固定ファンもいるだろうし、ある程度の商売が見込める読みがあったのだろうし、下手なオリジナル作ってコケるより、続編の方が安パイ・・・って、筆者も映画屋さんの発想で製作意図を考えてしまった(苦笑)。
ネタバレ防止で詳細は書かないけど・・・こちらもこれまでのパターンに乗っ取って、ハラハラドキドキさせてくれる。「スクリーム」もそうだけど、バトル要素が強いけどある意味、犯人探しになっている<本格ミステリ―>でもあるし^^。
まぁ、こちらは“オールリセット”された分、まだまだ続く気配が濃厚!筆者のようなオールドファンから新規の若いファンまで上手く取り込んでくれたらーと思う。本国アメリカでヒットしたかどうかまでは調べてないけど(笑)。
<蛇足>小説1作目のオチにヤラれた「城塚翡翠」が来月連ドラ開始。原作者も脚本協力するようだが・・・構成が映像向きでないので出来が非常に心配。こちらもハラハラ!
<勝手にシリーズ化>某映画雑誌の2000年代ベスト・テン
正規ルートでは読めない(と思われる)“裏アカ”的なこちらのブログ(苦笑)。よって、今回も某老舗映画雑誌の<2000年代ベスト・テン>を洋画、邦画とまとめて書いちゃおうかなぁ・・・と。ただ、この雑誌、表紙に必ず1位の画像をもってくるから、いちいち買わなくても1位だけは誰でも分かる(笑)。個人的には正直、以前の<70年代>や<80年代>よりは燃えない年代ではあるけれど。
10位まで書いて後日訴えられても嫌なので上位5位だけにしようかな。
では<洋画>から(勝手に)いってみましょう🎵
5位:「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
3位:「ダークナイト」
同3位:「グラン・トリノ」
2位:「花様年華」
1位:「殺人の追憶」
・・・という事でポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」が堂々1位に輝きました。筆者もこの1位に異議なし!!ホント、傑作ですよ。この作品は^^!
でも2位が「花様年華」とは・・・う~ん(苦笑)。筆者も一時期はウォン・カーウァイの映画もよく観てたんだけど(ここしばらくはさっぱり観てない)・・・これそんなに良かったかなぁ!?う~ん、う~ん・・・(苦笑)。
3位の「グラン・トリノ」と「ダークナイト」はマジで素晴らしい!特に「ダークナイト」は凄すぎて、ソフトで再見するのを躊躇してる(笑:マジです)。
5位も個人的には納得の順位!ポール・トーマス・アンダーソンの映画も最近観てないな~(汗)。
ほんでもって6位以下が気になる方は、是非書店でお買い求め下さい^^。
では続いて<邦画>上位5位を。・・・と書きつつ、5位がなくて4位が2本あるのでした^^。
4位:「ゆれる」
同4位:「愛のむきだし」
3位:「パッチギ!」
2位:「EUREKA ユリイカ」
1位:「顔」
・・・2位の「EUREKA ユリイカ」は未見なのでノーコメント。「ゆれる」、園子温監督の「愛のむきだし」、井筒さんの「パッチギ!」ーどれも皆いい映画なので、筆者も異議なし!「殺し屋1」はもっと上位でも良かったけど^^。
ただ1位の「顔」は・・・筆者はモデルとなった福田和子の事件をもっと実話によせて創ると予想して観たら、大分事実とかけ離れて脚色されていたので・・・少々ガッカリした記憶がある。う~ん、いい映画だとは思うけど2000年代の邦画1位と言われると、う~ん・・・(苦笑)。まぁ、この辺は感性の違いという事で(笑)。
こちらも続きが気になる方は書店でお買い求め下さい^^!
さて<2010年代ベスト・テン>は・・・いずれはあると思うけど・・・いつになるんでしょうねぇ?まだ2020年だから・・・あと3~5年はないと思う。
逆に年内にやったらすごいけどね!
いまはコロナで映画館の経営は大変だと思うけど、いい映画・面白い映画の為になんとか頑張って欲しいと思います。映画はやっぱり映画館で観るものだから!
<個人的心配>大幅に変更された映画上映は・・・どうなる!?
「2」の方、久々の更新です・・・。
その間にコロナウイルスによる自粛期間&東京アラームも解除、筆者自身もまた誕生日がきて、ひとつ年をとってしまいました(汗)。筆者自身は「3蜜防止」と言われつつも、週4、5日はコロナ渦に脅えつつ、電車乗って会社行ってた人。この業界はテレワークは限界あるので・・・。いつになったらマスク外して生活できる日がくるのだろうか?それとも、かつての日常は永遠に失われてしまったのだろうか・・・。
映画業界も新作は撮影ストップ、完成してても公開延期が大量にあり・・・ここまで大量に作品があると<映画館での上映スケジュール>は大幅に組み直さないとーもうどうしようもないよね。
幸い、一度伸びたけど今月下旬に「ランボー」は予定通り公開されそうなので良かったけど(笑)、その他の作品は・・・ねぇ。
当初の公開スケジュールは、ほとんど白紙になっていると思うので、こまめにサイトをチェックして映画館に行こうと思う今日この頃です・・・。
ふと考えると、2020年ももう半分すぎたーーー!!!
今年の春は・・・コロナで完全に無くなった・・・!
<雑談的な愚痴>未DVD化映画&廃版DVDは・・・再発売して(泣)
2020(令和2)年、4月も今日で最後。誰しもが思うように、自宅待機は延長されるんでしょうなぁ・・・。
今回は映画コレクターでもある筆者の・・・願望というか、愚痴的なもの(笑)。VHSにはなったものの、未だDVDやブルーレイになっていない映画が多い、というお話を少々。
フィルム自体が廃棄、あるいは消失(戦争とかで)して、存在しない映画がある事は分かっているし、権利関係で円盤化出来ないものがある事も重々承知しているけれど・・・なんとか名作、傑作はDVD化、ブルーレイ化してほしい。
個人的に希望する作品としては・・・以前にも愚痴った気がしないでもないけれど、ジャン=ピエール・メルヴィルの「ギャング」(’66)は、海外ではDVD発売されているものの、日本国内ではVHSになっただけでDVD未発売!海外で売ってるならば、これはメーカーさんになんとかしてほしい一作。
先日、VHSが出た当時観ていなかったアメリカ映画「クォーズ ~4つ子の遺伝子物語~」(’96)というB級ホラー映画(?)をふと思い出して調べてみたら・・・これも日本ではVHS発売止まりで、未DVD化作品だった。メジャーな俳優さんは皆無だし、20年以上たっても全然語られていない作品だから仕方ないけど。当然、現在ではおそらくレンタルもしていないだろうと推理・・・そこまで調べなかったけどね(笑)。
幸い筆者の自宅はまだVHSのデッキがあったので・・・買いましたよ!VHSソフトを。もう“いい大人”なので、過剰な期待もせずに観たけどね・・・映画は低予算ながらクリーチャーの特殊メイクは頑張ってはいると思うけど、モンスター的な4つ子の設定を活かしきれていない脚本(&台詞での説明多すぎ)と切り返しの多い単調な演出。想像通りのB級だった(苦笑)。劇伴からしてホラーとして怖がらせようとしていないのがありあり。ただ主人公カップルがすぐパコパコするバカップル(ヒロインの脱ぎ率高し)&ブラックなエンディングは笑えたから・・・まぁ、良しとするか(苦笑)。
一方、再発売されず、すぐ廃版化しちゃった映画ソフトも数多い。個人的に欲しいサスペンス映画「Z」は廃版で、未だ再発売されないし、ちばあきおの同名野球漫画のアニメ「劇場版 キャプテン」も廃版のまま。これはもう1回は観たい^^。実写版の方じゃないよ🎵
<カルトの帝王>石井輝男の「地帯(ライン)シリーズ」のソフトなぞは超高額化している!!・・・映画ファンの為にも、メーカーさん是非再発売して下さい。お願いします。ブルーレイ化するのはアリだと思うんだけど!?
いまは配信サービスとかが全盛で、筆者のように円盤買う人は少ないのかもしれないけど・・・やっぱり映画ファンはソフトを手元に置いておきたい人種なのよ。そこをメーカーさんももう少しご理解頂けますと・・・。切にお願い致します!!
以上、個人的なお願い&愚痴でした^^
「秘宝」復活に「サイコパス3」に志村けんさん
2020年も4月になりましたが・・・新型コロナウイルスの猛威は世界中で止まりません・・・。将来含めて、人類最大の脅威はウイルスである事が判明しましたな。
コロナ疲れの中、休刊した「映画秘宝」が早くも復刊する発表は、個人的には数少ない“いいニュース”だった!・・・来年かと思ったら、想像以上に早かったけど(笑)。ライターさんたちもまんま継続という事でーホントに良かった良かった^^!
<2週間限定公開>という事で・・・こんなご時世ではありますが映画「PSYCHO-PASS|3 サイコパス FIRST INSPECTOR」を鑑賞。予想通り、映画館はガ~ラガラ!
ようやく第3期テレビシリーズの<結末>が描かれるという事で・・・詳細は書けないけど展開は「ダイ・ハード」状態だった(ちなみに1作目ね:笑)。
「ビフロスト」という組織の正体も分かっし、悪くはなかったけど・・・今期最大の<伏線>が回収されずに終わり(苦笑)!そこだけはモヤモヤが残ったな~(&TVシリーズ同様、時々作画が荒れたのも少々気になった)。
おそらく、いずれその辺りも含めて<続き>をやると思うので・・・長い目で待つとしますか^^。
冒頭にも書いたコロナのせいで、大スター・志村けんさんが先月末に死去。これには大ショックを受けた。我が国の最新治療を受けて亡くなるなんて・・・絶対治って戻ってくると信じていた。
また筆者の世代は志村さんが荒井注さんの後にドリフに入った過程も、その後「東村山音頭」でスターダムに上がる様もリアルタイムで観ていた世代なんでね・・・。心にポッカリ穴が空いた感じが未だにぬぐえずにいる。加藤茶さんの出したコメントと同じく、筆者も本当にコロナが憎い!!
志村さん、長い間本当にお疲れ様でした。そして、有難うございました!天国でゆっくりお休み下さい。
心よりご冥福をお祈り致します。
<快挙>韓国映画がアカデミー賞を獲った^^
2020年(令和2)年も2月半ばになりました。新型コロナウイルスは・・・早く終息してほしいわ。
先日行われた米「アカデミー賞」で韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が作品賞含む4冠受賞!!ついに英語以外でのアジア映画がトップに立ちました。いま日本と韓国は外交的にはうまくいってないけど・・・同じアジア人として歴史的快挙を素直に賞賛したいと思う。筆者は観てないけど(苦笑)。
しかも監督は才人ポン・ジュノ^^。「殺人の追憶」は本当に素晴らしかったし(余談だが、この事件の犯人もやっと捕まって良かった良かった)、この監督の才能ならいつかはありそうなことだったので、筆者的には「やっぱりね!」という感じだった。でも改めてポン・ジュノ監督、おめでとうございます!!
以前「1」のブログにも度々書いたけど・・・アカデミー作品賞獲った全ての作品が「いい作品、面白い作品」でない事は重々承知しておりますが、何わともあれ韓国映画とポンさん(←敬意と親しみを込めて^^)がオスカーに輝いたことは<21世紀の映画界の展望>を見据える上で重要&おめでたいこと。で・・・日本人は「オスカー受賞」のフレーズが昔から好きな国民性だから、この後観客が劇場におしかけることは想定内だけど、ここで観に行っちゃうと、筆者も乗っかった感じで嫌なんだよね(苦笑)。そういうひねくれた事は言わずに(笑)・・・デ・パルマの新作観た後に考えようかな!?結果、パンフ買っただけで終わったりして(笑)。
最悪映画を表彰する「ラジー賞」は「キャッツ」が最多ノミネートされたものの(笑)、いつ発表されるんだろう?
この「ラジー賞」の常連・我らがシルベスター・スタローンの「ランボー」の5作目もノミネートされてるけど・・・筆者は日本公開の際には絶対に観にいく(笑:なんせスタさん世代なので)^^