<またまた一部紹介>某老舗映画雑誌の「90年代邦画ベスト・テン」

 9月も下旬となりました。令和元年も残すところ、あと約3か月!

 

 前回、某老舗映画雑誌の「1990年代洋画ベスト・テン」をごく一部紹介しましたが・・・今度は<日本映画のベスト・テン>です。あんまり引用するとマズイので、またまたごく一部だけを紹介しようかと。ふと思ったんだけど、こっちのブログは「1」に貼ったリンクをクリックしないと読めない裏アカみたいな存在なので(狙ったわけではございません)、ヤバいネタは・・・こっちに書くか(閃いた:笑)!

 では第10位からご紹介しましょう!!

 

 第10位:「3-4X10月」、「死んでもいい」

  第7位:「トカレフ」、「HANAーBI」、「もののけ姫

  第5位:「Shall we ダンス?」、「シコふんじゃった。

  第4位:「CURE キュア」

  第3位:「お引越し」

  第2位:「ソナチネ

 

 さて<第1位>は・・・なんでしょー!?「大人の事情」で書かないので、気になる方は是非誌面を確認してネ❤当時、大ヒット&高評価された「Shall we ダンス?」が既に出ているので、容易に推測できるハズよ^^

 一般的に90年代の日本映画といえば「洋高邦低」継続中&テレビの2時間ドラマレベルの作品が多くて・・・完全に「死に体」状態だった事を思い出す(それに比べて現在の状況を<邦画バブル>とは、うまい事言ったものだ)。当時、日本映画はダサいものと思われていたし、事実ダサかった(これ本当)。正直、不作の時だったから、なにが上位にくるか、大して期待もしてなかったけど・・・ないなりに、いい映画・面白い映画がチョイスされたような気がする。大半を筆者が観ているというのもあるけれど^^。

 当時(そして今も)筆者がリアルタイムで劇場に駆けつけていたのが、ランキングにも入っている北野武作品と石井隆作品!石井さんが書いていたエロ劇画は後付けで読んだクチだが「死んでもいい」よりは個人的には「ヌードの夜」の方が良かったなぁ。たけしさんの最高傑作「ソナチネ」が2位か、う~ん。これが90年代トップでも筆者は全然違和感ないけど・・・肝心の1位を未だに観ていないから、これ以上はなんとも言えない(苦笑)。周防さんの2作が同じランキングというのも偶然とはいえ面白いなぁ^^。好きだけど、オチに問題のある「3-4X10月」がこんなに上位にくるとは思わなかった(苦笑)!名作「キッズ・リターン」が14位なのに。

 さすがに10位までに入らなかったけど・・・三池さんの「DEAD OR ALIVE 犯罪者」が16位(笑)!!これほど劇場で観て爆笑したクレージーな映画もそうそうないぜー!!投票した人は偉いっ(笑)!!

 筆者も何だかんだ言いながら、90年代によく日本映画までも観にいってたよなぁ(我ながら感心)。内容も予算規模も圧倒的に洋画の方が上だったのに、同じ料金払って邦洋とも観に行ったもんだ。北野、石井、そして三池作品は現在2010年代末になっても劇場で観てるわけだし・・・これもいい"出会い"だったのかも。

 

 そんな訳で「70年代ベスト」、「80年代ベスト」に「90年代ベスト」を行った老舗雑誌ではあるが、現役評論家の年齢考えると、さすがに「1950年代ベスト」や「60年代ベスト」は難しかろうと思う。来年<2020年>になったら、速攻で「00年代ベスト」や「2010年代ベスト」やったりして(笑)。それらもいずれ遠くない時期に掲載されると思うので・・・その時にまた、ここで書くか(それまで、このブログを続けていたら・・・の話だけど。筆者ももうアラフィフだしさ)^^。

 

 

 <どうでもいい追記>どう考えてもタランティーノの新作に乗っかったとしか思えないが、セルジオ・レオーネの大作「ウエスタン」(’68)が、原題と同じ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」と邦題も改題されーの、2時間45分のオリジナル完全版をようやく日本で劇場公開!・・・とっくのとうに発売されてるDVDやブルーレイは2時間45分バージョンなんで、あまりにも遅い対応だが・・・50年の時を経て、スクリーンで上映されるのはめでたい!

 BUT、消費税増税前に今月のお小遣いを使い果たした筆者は、映画館で観る事は金欠で半ばあきらめつつ(涙)・・・せめてパンフレットぐらいは欲しいなぁ・・・(遠い目)。